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電磁波コラム バックナンバー
 
特集 子どもと電磁波 第1回(2005年7月)
電磁波がおよぼす子どもへの健康リスク
電磁波なび


電磁波を浴びるお子さんは・・・


お子さんがいらっしゃるご家庭にとって、電磁波の影響を懸念される方はたくさんいらっしゃるでしょう。では、電磁波が子どもに与える影響はどの程度のものなのでしょうか。

今回の特集では、電磁波と小児白血病に関する研究を振り返りつつ、子どもに迫る電磁波の健康リスクを考えていきたいと思います。

電磁波と小児白血病の関係は?

そもそも電磁波と子どもへの健康リスクが疑われるようになったのは1992年。ノーベル賞の選考機関でもあるスウェーデンのカロリンスカ研究所が、高圧送電線から300メートル以内での小児がん増加率と電磁波強度の関係を調べたことがきっかけです。

同研究所は「2ミリガウス以上の地域で小児白血病の発症率が2.7倍に増加する」と報告しました。また電磁波強度が増すと発症率も高まっていき、3ミリガウス以上の地域では3.8倍にもおよびます。

4ミリガウス以上で小児白血病の発症率が2倍以上に!

2002年、日本の国立環境研究所による全国調査では、高圧送電線や電気製品から発生する超低周波の電磁波により、子どもの白血病の発症率が2倍以上になることが公表されました。4ミリガウス以上の電磁波を浴びると発症率が2倍以上になります。

これは現在の国際安全基準である国際非電離放射線防護委員会のガイドラインの1000ミリガウスと比べると、きわめて低い数値になっています。

学校やご家庭での電磁波対策の重要性


東京都内にある、高圧線付近の某小学校では、電磁波強度が9ミリガウスから14ミリガウスを計測しました。電力会社は「安全」を強調していましたが、同校は危険を見越して、電磁波の影響が大きい教室を「空き部屋」にするなどの措置を行っています。

健康リスクが発生するおそれのある「4ミリガウス以上の電磁波」といっても、ご家庭のなかでは一体どの程度のものなのか、イメージが湧きにくいかもしれません。

電磁波なびが調査した結果では、電気炊飯器の炊飯中に30センチ離れた範囲で4ミリガウス。このレベルの強度の電磁波は、みなさまのご家庭のなかでもたくさん発生しているのです。

また身長の低い4〜10歳のお子さんの場合、IH調理器等の電磁波発生箇所が頭部に近づく格好になります。そして電磁波被曝は距離に比例します。ですので、お子さんのいるご家庭では、さまざまな配慮が必要になってきます。

なお、電磁波との関係で小児白血病が取り沙汰されるのは、小児白血病が環境の影響をもっとも被りやすい病気とされているためです。ですから、小児白血病はあくまでひとつの目安。他の病気であれば健康リスクは発生しないということではありません。

より安全な生活を望むのであれば・・・

電磁波=アブナイといっても、電磁波の人体への影響については医学的な結論が下されていない状況です。先ほどの国立環境研究所の調査にしても、「健康リスク評価について十分な言及ができず、収集した情報等の整理が不十分」という評価があります。

しかし、だからといって電磁波を安全と考えるべきではありません。科学的に未解決=安全ではないのです。

電磁波なびは、これからも電磁波の影響について、情報のアンテナを伸ばしながら、電磁波のリスクを伝えていきたいと考えています。